天皇皇后両陛下のサイパン訪問中の「ちょっといい話」                         戻る

japan_royals_240605.jpg 現地サイパンでは、天皇陛下は「日本人慰霊碑」や民間人がたくさん亡くなった「バンザイクリフ」や「スーサイドクリフ」を慰霊されると発表されていました。そして、丁度この頃、竹島領有問題や教科書問題等々で韓国国内には強い反日運動が高まっていたのです。そのような伏線があって、サイパンに住む韓国人たちが韓国人戦没慰霊碑のある場所に陛下を中傷するような横断幕を陛下の御訪問前に掲げたのでした。ここは陛下が「バンザイクリフ」ご慰霊の時に必ず通るルートになっており、ここに張られた横断幕は嫌がおうにも陛下の目につくことになります。これには韓国と日本の複雑な歴史問題が絡んでおり、強行に撤廃を要求できず、これには現地の領事や日本人会もお手上げ状態で困惑していました。

その時、この国際的な難問題を一気に解決したのが戦前の日本統治時代に日本式教育を受けた現地チャモロ人の一年配女性でした。この女性(現地最大のスーパーマーケット「ジューテン」の経営者の母親)が「自分達の島で韓国人たちが勝手な振る舞いをすることは許さない」と怒り出したのです。「天皇陛下は神様である(戦前、チャモロ人たちは皆そのような教育をされたのである)。その神様が我々の島に来て下さるというのに韓国人たちは何と不届きなことをするのだ」と。すると、直ぐにこの女性に多くのチャモロ人が同調して、陛下を中傷するような不届きな横断幕を撤収しろと騒ぎ出したのです。これには現地政府から査証を発給してもらっているという弱みを持つ韓国人たちはなす術なく、天皇・皇后両陛下のご訪問(6月27日)直前に撤収したのでした。我々日本人としては、何とも複雑な心境ではありましたが、これで一件落着となりました。

この一件は北マリアナ諸島の人たちの親日振りをよく表わしていると云えます。我々KFCがマリアナをこよなく愛しているのもこの年配女性のような日本に対する「気持ち」を持っている人がたくさんいるからであり、決して南の島が好きという単純な理由だけではないのです。 

KFC Triathlon Clubさんの北マリアナ諸島ローカル情報満載ファイル より

戦地で日本兵として死んだ朝鮮人のほとんどは、自ら志願して日本兵になった人間がほとんどでした。韓国で制度的に徴兵制度が行われたのは1944年の秋からなので、この時期から徴兵されて戦地で死んだ朝鮮人はほとんどいません。まあ、なんでも反日捏造のかの国のことなので、毎度のことだと言うより他にはありませんが、サイパンでの慰霊のためにせっかく訪れた天皇皇后両陛下の為に、義憤を持って立ち上がってくれた現地の方達に感謝をしたいと思います。太平洋戦争の激戦地であるはずの南洋諸島の多くが未だに親日であるのは、この地域が日本の委任統治領だった時代に、日本が現地のインフラ整備や産業の発展、教育の普及等の分野で大きな貢献をしたからです。

参考サイト

http://gomushi.at.infoseek.co.jp/world/palau/003.html


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